ウルフパックのリーチ主将「大丈夫!」 恥骨炎症回復でオーストラリア遠征へ

[ 2019年5月7日 18:31 ]

オーストラリア遠征を前に、意気込みを語るリーチ主将
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 ラグビーW杯日本代表候補で構成される「ウルフパック」は7日、オーストラリア遠征に向かうため成田空港に集合した。恥骨の炎症のため前回のニュージーランド遠征を回避したフランカーのリーチマイケル(30=東芝)が主将として帯同。負傷については「大丈夫!」と強調し「今週か来週の試合に向けて準備します」と語った。

 コンタクトプレーこそこなしていないが、先週にスクラムラインなどの練習に部分合流。「今週どれくらい練習に参加できて、コンタクトがどれだけできるか。いきなりスタートでは難しい。途中から何分出るか」と慎重に語った。

 チーム全体の成長も冷静に感じ取っている。「よくなっている。メンバーがころころ変わっているけど、ここまで来て役割が分かってきている。ゲーム勘だったり」と語る。「全体的に質を上げるだけ。準備期間が多ければいい準備できるが、短時間でどれだけ準備できるかが課題」とチームの弱点を指摘した上で「練習が始まって、どれだけできるかがチームの成長につながる。オフ明けは難しいし、忘れているところもたくさんある。その中でリーダー陣が現場を理解するかが大事になる。コーチよりリーダー陣が頑張らないといけない」と足元を見つめた。

 ウルフパックは12日にキャンベラでスーパーラグビー・ブランビーズB、17日にメルボルンで同レベルズBと対戦する。オーストラリア遠征で計6試合の強化試合が終わる。

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2019年5月7日のニュース