早田ひな 2つの勲章を手に帰国 セルビアOP「重圧の中で優勝できたのは良かった」

[ 2019年5月7日 18:13 ]

卓球の世界選手権とセルビアオープンの遠征から帰国した早田ひな
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 卓球の早田ひな(18=日本生命)が7日、欧州遠征から帰国し、関西空港で取材に応じた。4月の世界選手権(ハンガリー)で、伊藤美誠と組んで女子ダブルスに準優勝。そのまま転戦し、セルビア・オープンでシングルス優勝を果たした。

 2つの勲章を手にして戻り、空港では日本生命の社員に出迎えられた。

 「世界選手権はダブルスしか出ていないので、(セルビアオープンで)シングルスの試合をしたかった。絶対に負けてはいけない気持ちがあって、シングルスの世界選手権を1人でやっている気持ちで戦った。その重圧の中で優勝できたのは良かった」

 格付けが低いセルビアは強豪不在だったが、“世界選手権の気持ち”で精神的に追い込んだ。自分へのプレッシャーに勝ち、国際大会で今季3勝目を挙げた。

 東京五輪のシングルス代表は、来年1月の世界ランキング上位2人で決まる。早田は現在30位で、日本人9番目。逆襲へ、28日からの格付けが高い中国オープンが大事な戦いになる。「世界選手権の銀メダルに自信を持って、チャイナオープンに向かいたい。最後までチャレンジャーの気持ちで戦いたい」。強打のサウスポーは虎視眈々と五輪切符を狙っている。

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2019年5月7日のニュース