グレコ55キロ級の片桐大夢 シニア国際大会初出場で銀 増量は厳しく東京五輪は狙わず

[ 2019年4月27日 21:35 ]

レスリング・アジア選手権第5日 ( 2019年4月27日    中国・西安 )

男子グレコ55キロ級で銀メダルを獲得した片桐大夢(撮影・中出健太郎)
Photo By スポニチ

 男子グレコローマンスタイル5階級が行われ、55キロ級で片桐大夢=かたぎり・ひろむ=(20=拓大)が銀メダルに輝いた。77キロ級の小路直頌(25=自衛隊)と87キロ級の角雅人(25=銅)はともに3位決定戦で敗れて4位。63キロ級の山田義起(21=日体大)は2回戦で、130キロ級の河野隆太(31=あづまフーズ)は1回戦で敗退した。

 シニア国際大会初出場の片桐は初戦の2回戦で鮮やかなフォール勝ちを収め、準決勝では豪快なそり投げを連発して9―4と逆転勝ち。ウズベキスタン選手との決勝も積極的に攻めて1―0とリードしたが、第2ピリオドに一瞬の隙を突かれて場外に押し出され、1―1のままタイムアップ。ラストポイントの差で銀メダルにとどまり、「表彰台で隣に金メダルをかけた人がいて、うらやましかった。次は絶対に僕が取ると思った」と悔しがった。

 レスリング選手には珍しいパーマ姿。静岡県浜松市の実家が美容院で、現在のスパイラルパーマも父・健志さん(42)に遠征出発直前に手がけてもらったものだ。「少し目立ちますね。でも、いいと思う」と笑った。小1からレスリングと柔道に並行して取り組み、中学では柔道で東海大会優勝。レスリングでも柔道仕込みの投げ技が得意で、一本背負いも狙う。飛龍高(沼津市)からレスリングに絞り、「総合格闘技が好きで須藤(元気)選手が監督になったので、しゃべれたらいいな」と拓大に進学。昨年末の全日本選手権に初優勝して出場が決まった今大会に備え、以前は3日前から始めていた減量を1週間前からと早めてコンディションづくりに成功した。

 普段の体重は58キロで、五輪階級の60キロに増やすのは厳しいため東京五輪は狙わない方針という。「(24年)パリ五輪で55キロが実施階級になったら、そこを目指していく。57キロぐらいだったら目指したい」と抱負を口にした。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年4月27日のニュース