石川遼“プロの原点”岡山へ恩返し フューチャーツアー・プロアマ戦でファンと交流

[ 2019年3月7日 16:34 ]

チャリティーピンフラッグを購入したファンに笑顔でサインする石川遼
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 男子ゴルフの「フューチャーツアー in 岡山 プロアマ大会」が7日、岡山県真庭市の真庭CCで行われ、同ツアーの発起人でもある石川遼(27=CASIO)、昨年の日本オープンを制した稲森佑貴(24=五洋ホールディングス)、スポニチゴルフ天国の先生としてお馴染みの出水田大二郎(26=TOSS)らツアープロ20人が参加した。

 男子ゴルフ界発展のためレギュラーツアーが実施されていない地域にも国内トップクラスのプレーを届けようと昨年スタートしたフューチャーツアー。岡山大会はその第2戦として昨年7月に開催予定だったが、岡山を襲った西日本豪雨被害の影響により延期となった。年をまたいでの復活開催は競技は実施せず、プロアマ戦のみとなったが、限定100枚のチャリティーピンフラッグは完売。時折、みぞれも降る中、実際のプレーのほか、ジュニアレッスン会、チャリティーオークション、サイン会などで地元ファンとの熱い交流を楽しんだ。

 「岡山の記憶。ボクのゴルフ人生そのものを大きく変えた場所ですから特別な思いがあります。プロゴルファーとしての原点です」と石川。史上最年少の15歳8カ月でツアー初優勝を果たした2007年マンシングウェアオープンKSBカップは岡山の東児が丘マリンヒルズGCが舞台だった。2017年のミズノオープンを最後にこの2年は男子レギュラーツアーの開催はない。それだけに運命の地への恩返しを果たし、感慨深げだった。

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2019年3月7日のニュース