紀平 世界選手権に向け米合宿で最終調整「頑張りたい」

[ 2019年2月27日 05:30 ]

オランダでの国際大会で優勝し、関西空港で取材に応じた紀平(右)と本田紗
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 フィギュアスケートのチャレンジカップ女子で優勝した紀平梨花(16=関大KFSC)が26日、オランダから関西空港に帰国した。28日には今季2度目の米国合宿へ出発。来月20日開幕の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)へ最後の調整を行う。

 合宿地のコロラドスプリングスは、ホテル、アイスリンク、ダンススタジオなどの施設が近距離にあり、スケートに集中できる。「世界選手権前の最後に頑張りたいと思います」。前回の合宿は4回転ジャンプなど、来季以降を見据えた練習にも時間を割いた。しかし、今回は「曲かけがメイン」と、世界選手権Vのためのメニューに集中する。チャレンジカップは逆転優勝したものの、靴の調整に手間取ったこともあり、ショートプログラム(SP)はミスが目立った。世界女王を決める次戦の出遅れは、致命傷。米国で実戦形式の滑りを重ね、対策に取り組む。

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2019年2月27日のニュース