貴景勝 相撲を取る稽古再開 力強い立ち合い見せ自ら及第点

[ 2019年2月27日 17:09 ]

貴源治(右)と相撲を取る貴景勝
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 大相撲の関脇・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が27日、大阪市生野区で、大関獲りの春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて相撲を取る稽古を再開。出稽古に来た227キロの平幕・逸ノ城らを相手に力強い立ち合いを見せて、「もっと駄目かと思ったけど、現段階ではよかった」と本格始動初日に自ら及第点を与えた。

 先場所以来の相撲。千秋楽の豪栄道戦で痛めた右足裏の状態を土俵上でも確認し、「凄くいい状態。バッチシ」と強調した。関取衆と合計14番取って“好スタート”を切った22歳のホープ。早くも11日後に待つ春場所初日まで「体を場所で100%力を出せる状態にもっていく」と徐々に番数も上げていく。それだけではない。心技体の向上を目指し、「あとはまわしを外してからのことを意識する」と土俵外も充実させていく構えだ。

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2019年2月27日のニュース