競歩男子高橋、女子岡田がV5 スピード勝負で世陸切符

[ 2019年2月18日 05:30 ]

陸上 日本選手権20キロ競歩 ( 2019年2月17日    神戸市六甲アイランド甲南大周辺コース )

5連覇を果たした高橋(左)
Photo By 共同

 陸上の世界選手権(9〜10月・ドーハ)の代表選考会を兼ねて行われ、男子の高橋英輝(26=富士通)と女子の岡田久美子(27=ビックカメラ)がともに大会5連覇。世界選手権代表に内定した。高橋は1時間18分0秒、岡田は自己記録を1分14秒縮める日本歴代2位の1時間28分26秒だった。

 2位池田とは1秒差だが、高橋が一枚上だった。山西を入れた3人の先頭集団。残り500メートルで前に出て、押し切った。

 昨年1月に右大腿骨を疲労骨折。強みのスピードだけで勝負し「ラスト勝負と思った。2人がスパートしないように前に出た」と振り返った。奔放な性格が災いし何度も失敗したが、疲労骨折を境に変化を見せている。今回も体の仕組みを勉強し「この筋肉を使って…と意識すれば、トレーニングの意味も変わってくる」と高橋。芽生えた自己管理の意識で、世界選手権では「暑さと国際大会に弱い」という汚名を返上する。

 ▼岡田久美子 レース当日に内定が出るのは初めて。日本歴代2位の記録も出て混乱しています。28分台が出て、世界と戦うためのレベルは上がったと思う。次が楽しみ。

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2019年2月18日のニュース