敏京4位、連続トップ5入り 腰痛から復帰2戦で手応え

[ 2019年2月18日 05:30 ]

米女子、オーストラリア女子ゴルフツアー共催ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン最終日 ( 2019年2月17日    オーストラリア ザ・グランジGC=6638ヤード、パー72 )

後半にスコアを伸ばし4位でフィニッシュした野村
Photo By ゲッティ=共同

 2位から出た野村敏京(26=Q CELLS)は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算11アンダーで4位に終わった。首位から出たネリー・コルダ(20=米国)が67をマーク。通算17アンダーでツアー2勝目を挙げ、優勝賞金19万5000ドル(約2150万円)を獲得した。2012年大会の覇者、ジェシカ(25)との姉妹制覇となった。

 出だしの1番でボギーを叩くなど、前半を終えて同組のN・コルダとは6打差。3年ぶりのVは遠のく中で、野村が後半に意地を見せた。10番で1・5メートルにつけて楽々バーディーを奪うなど、スコアを3つ伸ばし2週連続のトップ5入り。「アンダーパーで終えられたのは良かった。後半はパットとショートゲームが良かった」と笑顔だった。

 最終日はパーオン率が5割にとどまったが、粘り強くリカバリーし、踏ん張った。腰痛などに苦しみ、約半年ぶりに前週復帰したばかり。この2戦は自らの状態を確認しながらの実戦で「(戦列を離れている間に)練習はしっかりできた。まだ残っている癖も分かった」と手応えはつかんだ。今後はハワイで調整し、3月中旬の米本土での試合に備える。

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2019年2月18日のニュース