田子ノ浦親方 稀勢引退に目潤む「先代の夢かなえてくれた」

[ 2019年1月17日 05:30 ]

横綱・稀勢の里引退

引退会見を終え、田子ノ浦親方(右)と言葉をかわす稀勢の里(撮影・三島 英忠)
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 稀勢の里の引退会見に同席した師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)も目を潤ませた。「一番近くで見ていたので、どれだけ相撲に熱意を持って必死に稽古をやってきたか分かる。努力で横綱まで上がった。先代師匠(故鳴戸親方、元横綱・隆の里)が夢に描いた初優勝、そして横綱と、僕たちができなかったことをやり遂げてくれた。凄く感謝している」とねぎらった。

 稀勢の里が鳴戸部屋(当時)に入門した時、10歳年上の田子ノ浦親方は十両力士。06年の引退後も部屋付き親方として弟弟子を見守った。11年11月に元鳴戸親方が急死し、急きょ部屋を継承してからは師匠となった。

 稀勢の里が引退を報告に来たときには、その理由を聞くことも、慰留もしなかった。そして「ご苦労さん」とだけ声を掛けたという。「これからが長い。相撲ファンに恩返しできるチャンスはいっぱいある」と荒磯親方となった稀勢の里にエールを送った。

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