元朝青龍、稀勢引退に「寂しいな」八角理事長「胸を張っていい」

[ 2019年1月17日 05:30 ]

横綱・稀勢の里引退

元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏
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 現役時代に稀勢の里と数々の熱戦を繰り広げた元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(38)は、自身のツイッターに惜別の思いをつづった。一報を受けて「稀勢の里引退」とつぶやくと、続けて「寂しいな」とポツリ。稀勢の里は期待の若手だった頃から気にかけていた存在。17年初場所の初優勝時には「長い間ご苦労様。泣いちゃった」と祝福していた。

 角界からも唯一の日本人横綱の引退を惜しむ声が相次いだ。日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は「これだけ応援された横綱はいない。この2年間は一生の中で一番努力したし、頑張った時期。横綱に上がって優勝したんだから胸を張っていい。期待に応えた」とねぎらった。また、阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「2回の優勝は強い印象がある。私の頭の中にも残った」と話す一方、「横綱として土俵で白星を重ねてほしかった」と残念そうだった。

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2019年1月17日のニュース