豊ノ島　石浦に敗れ４敗目「小兵に下手ですね。どうやっていったらいいのか」と悩まし気

大相撲九州場所１２日目 （ 2018年11月22日    福岡国際センター ）

＜大相撲１２日目＞豊ノ島は押し出しで石浦（右）に敗れる（撮影・岩崎　哲也）
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　東十両１３枚目の豊ノ島（３５＝時津風部屋）が、石浦に敗れて８勝４敗となった。

　ともに身長が１メートル７４の小兵同士の一番。体重では約５０キロ上回っている豊ノ島だったが、大きな力士相手のようにお腹を生かすことができず、下から攻めてきた石浦を引いて呼び込んでしまった。

　「小兵に下手ですね。十両は小兵が多い。どうやっていったらいいのか。低い位置に（相手の体が）あるのが嫌なんでしょうね」

　４日目にも身長１メートル７５で１２７キロと、豊ノ島より約４０キロ軽い翔猿に敗れている。「オレも１００キロになれば小兵の気持ちがわかるかな。６５キロやせて」と悩ましい顔だった。

　それでも首位グループとは１差をキープ。「今場所は連敗がないので」と、残る３日へ前向きだった。