豪栄道が九州場所休場 右上腕を痛める 3横綱1大関が休場

[ 2018年11月22日 09:44 ]

大相撲九州場所12日目 ( 2018年11月22日 )

<大相撲12日目>12日目から休場する豪栄道
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 大相撲の東大関・豪栄道(32=境川部屋)が九州場所12日目の22日、休場した。師匠の境川親方(元小結・両国)によると、7日目の平幕・正代戦で右上腕を痛めた。8勝3敗で勝ち越しを決めた11日目の夜、境川親方と話し合った際には「考えさせてほしい」と話したというが、この日朝になって休場を決めた。豪栄道の休場は今年夏場所以来で、通算8度目となった。

 負傷を抱えながら、患部をテーピングで固定することもなく8日目以降も土俵に上がり続けたが、9日目の平幕・千代大龍戦、10日目の平幕・朝乃山戦はいずれも立ち合いで左に変化するなど、右腕が使えない状態だった。3横綱不在の状況で大関も休場することになり、九州場所担当部長を務める境川親方は「協会やファンに対して、申し訳ない気持ちしかない」と話した。当面は治療に専念することになり、12月の冬巡業は最初から参加することはできない見通し。

 十両以上の休場者は、3日目から途中出場した小結・魁聖を含めて5人目となった。12日目の対戦相手の関脇・御嶽海は不戦勝。

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