稀勢の里 4連敗でいよいよ窮地に 八角理事長「本人しか分からない」

[ 2018年11月14日 19:54 ]

大相撲九州場所4日目 ( 2018年11月14日    福岡国際センター )

<九州場所初4日目>栃煌山に敗れガックリ座り込む稀勢の里(撮影・中村 達也)
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 横綱・稀勢の里が栃煌山に敗れ痛恨の4敗目を喫した。

 立ち合いから思い切り当たって前に出たが、土俵際で逆転のすくい投げをくらった。行司軍配は横綱に上がったものの、物言いがついて協議の末に行司差し違えとなった。惜しい内容に、八角理事長(元横綱・北勝海)は「開き直って(前に)出たけどね」とつぶやいた。

 破れはしたものの、横綱の体は動いているようにも見えた。だが、初日から連敗が止まらず、いよいよ厳しい立場に追い込まれた。記者から「どういう気持ちで横綱はあす(5日目)から臨めばいいか?」と問われた八角理事長は「それは本人しか分からない」と答えるにとどめた。

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