【玉ノ井親方 視点】稀勢は一つ勝てば落ち着く とにかく出続けること

[ 2018年11月14日 08:21 ]

大相撲九州場所3日目 ( 2018年11月13日    福岡国際センター )

<九州場所3日目>北勝富士(右)に突き落としで破れた稀勢の里(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 稀勢の里は攻めてはいたが、勝負どころで足が前に出ていかない。何より左を差すことにこだわり過ぎて、それ一辺倒になってしまっている。左手一本で勝負しようとするから、相手に攻め手を読まれてしまう。北勝富士戦も押し込んではいたが、土俵際でうまく回り込まれた。左を差したいのであれば、もっと右を使わないと駄目。右で絞り込んでから左を差せば展開も変わる。下からぐっと入れていく差し方じゃないから、相手におっつけられやすくなる。

 下半身ももろいように見える。でも、それに関しては精神的な影響が大きいように思う。勝ちたいという焦りが上半身で相撲を取る形にさせている。一つ勝てば気持ちも落ち着く。横綱は気持ちで取るタイプ。今はとにかく出続けることが大事。ここで休んだら先場所10番勝った意味が何もなくなってしまう。(元大関・栃東)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「貴乃花」特集記事

2018年11月14日のニュース