福田首位、自己ベストタイ(64)パット好調9バーディー

[ 2018年8月5日 05:30 ]

女子ゴルフツアー北海道meijiカップ第2日 ( 2018年8月4日    北海道北広島市 札幌国際CC島松C(64932ヤード、パー72) )

単独首位でホールアウトした福田真未はVサイン(撮影・森沢裕)
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 プロ8年目の福田真未(26=えんホールディングス)が自己ベストタイの64をマークし、通算11アンダーで単独首位に立った。最終日は昨年の伊藤園レディースに続くツアー2勝目を狙う。3打差の2位に青木瀬令奈(25=三和シヤッター工業)が続いている。

 福田が圧巻のバーディーラッシュを見せた。3番で6メートルを沈めたのを皮切りに9個のバーディーを奪い、14年マンシングウェア東海クラシック2日目以来の自己ベストタイとなる64をマーク。昨年の伊藤園以来の首位で最終日を迎えることになった。

 好調の要因はパット。「今日は全部入りました。ストロークの時におなかが伸びていたのを下半身に力を入れるようにして良くなった」と振り返る。さらに、以前より20ヤード伸びて平均250ヤードとなった飛距離も武器になった。昨年から森守洋コーチの指導でスイングを修正。「肩の力を抜いて脱力して振るようにしています。クラブを走らせるイメージです」と昨年までは刻んでいた9番パー5で2オンを狙い楽々とバーディーを奪った。

 発奮材料がある。母校の福岡・沖学園野球部が週明けの6日に甲子園で初戦を迎える。「初めて出ると聞いて本当にうれしくて校長先生に電話しました。月曜日が試合なので、その前に頑張りたいです」。相手は南北海道代表の北照。一足先にその北海道で勝利を挙げ、後輩たちの背中を後押しする。

 ▲同学年の青木3差2位を死守 福田と同学年の青木が67で回り3打差の2位をキープした。「この世代が引っ張っていけたらいいなと思う。(同学年で)盛り上げられるようにと思っています」と刺激を受けている様子。福田らとは同学年の食事会を定期的に開いているそうで「今週は私は参加しなかったんですけど、会をやると誰かが活躍する。優勝者がおごるんですけど、次は私がおごりたい気持ちはあります」と笑顔で話していた。

 ▼5位松森杏佳 プロテストが終わって一区切りなので今週から頑張ろうと。パターを替えてイメージ通りに打てました。(前週のテスト不合格もツアーで巻き返しを目指す)

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