進化の桃田 日本男子初の決勝へ!「自分のペースに持っていくことができた」

[ 2018年8月5日 05:30 ]

バドミントン世界選手権第6日 ( 2018年8月4日    中国・南京 )

マレーシア選手を下して決勝に進んだ桃田
Photo By 共同

 男子シングルス準決勝で、桃田賢斗(NTT東日本)はダレン・リュー(マレーシア)を2―0で下し、五輪、世界選手権を通じて日本男子で初めて決勝に進んだ。持ち味の守備で相手のリズムを狂わせて完勝し「しっかりと守備できれば勝機があると思っていた。相手のタイミングを外しながら自分のペースに持っていくことができた。そこが勝因」と冷静に振り返った。

 準々決勝で激闘の末に常山が敗れた相手に、同じ日本代表として敵を討った。違法賭博問題による出場停止処分後、初の国際大会だった昨年7月のカナダ・オープンで桃田に勝った常山は「今、桃田選手と試合しても絶対に勝てない。トップの選手と(何度も)やっているから球の質も上がっていて、一つ一つが重い」と進化を証言する。初の世界一まであと1勝となった。

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2018年8月5日のニュース