松山、不安定(72)37位後退も昨年覇者の意地「上位に加わる」

[ 2018年8月5日 05:30 ]

世界選手権シリーズブリジストン招待第2日 ( 2018年8月3日    米オハイオ州 ファイアストーンCC(7400ヤード、パー70) )

第2ラウンド、4番でラインを読む松山
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 21位から出た前回大会優勝者の松山英樹(26=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72と落とし、通算1アンダーの139で時松隆光(24=筑紫ケ丘GC)と並び首位と10打差の37位に後退した。イアン・ポールター(42=英国)ら3選手が通算11アンダーで首位。小平智(28=Admiral)は通算2オーバーの53位、市原弘大(36=フリー)は7オーバーの68位となった。

 上位争いに加わりたい松山だったが、逆にスコアを落とす結果となった。首位との差は5打から10打へ広がり、「ショットもパットも不安定な中でのゴルフだった。期待してスタートしたが、なかなかかみ合わない」と表情を曇らせた。

 前半でつまずいた。1番はティーショットを左に曲げ、2番(パー5)はグリーンを狙った2打目が飛び過ぎ連続ボギー。パー3の7番ではグリーン左へ外し、さらに3パットでダブルボギーを叩いた。

 しかし、昨年の最終日に61を叩き出して逆転優勝劇を演じた実績もある。「いいショットは出てきているので、持続できるように。ビッグスコアを出し、上位に加わって終われるようにしたい」と顔を上げた。

 <ウッズは我慢の展開(68)で5差に広がる>ウッズは68と伸ばし切れず、首位との差は5打に広がった。1番でボギーとした直後の4ホールで3バーディーを奪ったが、中盤以降は惜しいパットが続いて我慢の展開となった。「第3ラウンドは好スコアが必要になる」。過去に8度優勝と抜群の相性を誇る大会だけに「これまで通り攻撃的なゴルフを続ける。ラフが深いので、フェアウエーキープが鍵になる」と意気込んだ。

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2018年8月5日のニュース