森ひかる 3位で決勝へ 初表彰台が射程 第2演技は「会心」

[ 2018年8月5日 05:30 ]

 トランポリンのW杯前橋大会第1日は4日、予選が行われ、女子個人で森ひかる(19=金沢学院大)が105・265点の3位、土井畑知里(23=三菱電機)が105・005点の4位で5日の決勝に進んだ。2人は非五輪種目のシンクロナイズドでもトップで予選を通過。男子の日本勢は個人、シンクロナイズドともに予選で敗退した。

 7年ぶりに日本で開催されたW杯で、森が存在感を見せた。第1演技は「集中しきれなかった」と言うものの、第2演技は「会心の出来」と納得の表情。得点は決勝に持ち越さないが、予選3位通過で個人としては自身初、日本女子では14年9月の山田以来となる表彰台を視界にとらえた。これまで知人に「トランポリンって試合あるの?」、「簡単そう」などと言われ、マイナー競技の悲哀を味わってきた。「たくさんの人に競技を知ってほしい」と言う19歳が、メダル獲得でアピールする。

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2018年8月5日のニュース