大坂なおみ 初の4回戦逃す「初めてのセンターコートもっと楽しめたんじゃないかと…そこが一番残念」

[ 2018年7月8日 05:50 ]

ウインブルドン選手権第6日 女子シングルス3回戦   大坂0-2ケルバー ( 2018年7月7日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ケルバーと対戦する大坂
Photo By 共同

 初めてウィンブルドンのセンターコートでプレーした喜びを大きく膨らませることはできなかった。「緊張はしていなかったけど雰囲気にのまれた」。初の4回戦進出を逃し、大坂なおみ(日清食品)はがっくりと肩を落とした。

 「いつもテレビで見ていた場所。初めてのセンターコートだし、、もっと楽しめたんじゃないかと思う。そこが一番残念」。特別な雰囲気だけでなく、相手のプレーにも圧倒された。元世界1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)は過去3度の対戦以上にどんどん中へと踏み込んできた。凡ミスは5本しか犯してくれず、ブレークのチャンスは一度も与えてくれなかった。大坂は「やろうとしたことが全てうまくいかなかった」と整理のつかないまま、1時間3分で初めてのセンターコートに別れを告げた。

 今年の全豪に続く16強入りはならず、これで4大大会の3回戦では7敗目となった。上位シードの壁に跳ね返され、4大大会制覇のための課題も痛感。「勝つ方法を見つけられるようにならないといけない。1つが上手くいかなくても別のやり方で勝てるように」と語った。

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2018年7月8日のニュース