桐生、目指せ8秒台!?好記録で存在アピールだ

[ 2018年7月8日 15:27 ]

都内でイベントに参加した桐生
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 陸上男子100メートルで9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(22=日本生命)が8日、都内で子供を対象にした陸上イベントに参加した。

 イベント後、桐生にプレゼントされたのは子供たちが書き込んだメッセージボード。20年東京五輪での活躍を願うメッセージが多い中、「日本人初の8秒台がんばってください」の文字が目に留まった。「8秒台は車に乗ったらいけるけど、走りでは未知数すぎて分からない」と苦笑いを浮かべた最速男だが、もちろん新記録更新はターゲットだ。

 6月の日本選手権100メートルで3位に終わったため、アジア大会(8〜9月、インドネシア)は個人種目では出られずリレー要員となった。自らの存在をアピールするためにも、このままでは終われない。

 「大砲みたいなのを打ち上げて、1回くらい目立っておかないと忘れられちゃう。どこかで目立ちたい」

 13日にはダイヤモンドリーグ第9戦(モロッコ)、18日にもスイスの競技会で100メートルを走る。8秒台はさすがに無理でも、今季自己ベスト(10秒15)、その先の日本記録更新へ加速する。

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2018年7月8日のニュース