井上康生が敗戦後2時間号泣した試合 対戦相手の現在を追跡

[ 2018年7月8日 13:00 ]

「消えた天才 〜一流アスリートが勝てなかった人大追跡〜」 に出演する井上康生(C)TBS
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 シドニー五輪の金メダリストで柔道男子日本代表の井上康生監督(40)が、8日放送のTBS「消えた天才 〜一流アスリートが勝てなかった人大追跡〜」(後7・00)に出演。高校時代に唯一2度敗れた天才柔道家の存在を明かす。

 中学時代は1年生から全国制覇を果たし、3年生で3連覇。最強の名を欲しいままにしていた井上だが、実は高校3年の最後の大会では県大会で敗れて全国大会に出場すらできなかった。神奈川には、無敵の井上に高校時代、唯一2度も黒星をつけた“井上康生キラー”が存在していたのだ。

 1度目の敗北は、1年生のインターハイ神奈川予選。「鮮明に覚えています。脅威の相手が出てきたなと思いました」とわずか8秒で一本負けを喫した。そして、2度目は高校最後の大会。前年オール一本で全国優勝を果たした王者が、県大会でまさかの黒星。「同じ相手に2度負けた悔しさが涙になった」と2時間、号泣し続けたという。

 番組では井上を2度倒した“井上康生キラー”の現在を追跡。「プロかアマチュアかぐらいのレベルの差があった。対井上康生しか考えていなかった」と井上に勝利するために高校3年間、没頭し続けた特訓の内容や、打倒・井上に固執したことで辿ることとなった運命が明らかとなる。さらに、実際の試合映像とともに井上が当時を振り返る。

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2018年7月8日のニュース