快進撃のガルビス「手堅いプレーをする」錦織を警戒

[ 2018年7月8日 10:20 ]

テニスウィンブルドン選手権 男子シングルス3回戦   エルネスツ・ガルビス 7―6、4―6、5―7、6―3、6―0 アレクサンダー・ズベレフ ( 2018年7月7日    英ロンドン・オールドイングランド・クラブ )

A・ズベレフを下し、ガッツポーズのガルビス(AP)
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 ツアー6勝、元世界10位のガルビス(ラトビア)は、3戦連続のフルセットマッチを勝ち抜いて錦織との4回戦に駒を進めた。食あたりだったというA・ズベレフ(ドイツ)を尻目に「フィジカル的には最高によかった。第4、第5セットはどんどんリターンを返せた」と予選から勝ち上がった勢いのままに優勝候補を沈めた。

 4強入りした14年全仏オープン後にトップ10入りを果たしたものの、その後は肩や手首のケガに苦しんで低迷。16年には後半戦を欠場するなど、昨夏に世界ランキングは500位まで降下した。昨年の全米オープン後に、世界7位のティエム(オーストリア)と同じブレスニクコーチと再び手を組み、ようやく本来の姿を取り戻してきた。

 会見が行われている時はまだ錦織―キリオスの試合中で「どちらも間違いなく強い選手で、どちらも長所と短所を抱えている。キリオスの方が芝では危険だけど、圭の方が手堅いプレーをする」と分析。「誰が来ても1試合ずつ戦っていくだけ」と快進撃にも気を引き締めた。

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2018年7月8日のニュース