錦織 2年ぶりの16強「芝人生でトップのプレーができた」

[ 2018年7月8日 06:36 ]

ウィンブルドン3回戦に登場した錦織(AP)
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 男子シングルス3回戦で世界ランキング28位の錦織圭(28=日清食品)は同18位のニック・キリオス(23=オーストラリア)を6―1、7―6、6―4で破り、2年ぶりの16強入りを決めた。9日に予定される4回戦では、故障から復帰して予選を勝ち上がってきた元世界10位、現在138位のエルネスツ・ガルビス(29=ラトビア)と対戦。日本男子で松岡修造以来の8強入りに挑む。

 ――リターンが冴えていた。

 リターンが鍵だと思って、チームでも、自分でもかなり対策を練っていた。第2サーブに対しても、不本意だけど少し下がって、ラリー戦に持ち込むのを最優先した。

 ――日没が迫っていた。

 今日のうちには終わらないと思って試合に入っていた。コーチとも、キリオスとも「終わるはずがないよね」と話していたので、少しびっくりしている。

 ――かなり気合も入って見えた。

 本気でやれば優勝候補になり得る選手。今日は本調子ではなかったが、あのサーブを攻略もできた。試合内容も芝人生の中でもトップのプレーができた。

 ――第2セットのタイブレーク、セットポイントの一打は会心だったのでは?

 あれはあんまり大したことない。全然、日常茶飯事です。キリオスとかペール(フランス)に比べたら全然ダメ。

 ――次戦はガルビス。

 ちょっとびっくりなところがあるが、サーブと力強いショットを持っている。今日みたいないリターンゲームが鍵になる。

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