大坂 強敵にストレート完敗 昨年に引き続き3回戦で…

[ 2018年7月8日 05:30 ]

ウインブルドン選手権第6日 女子シングルス3回戦   大坂0-2ケルバー ( 2018年7月7日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ケルバーと対戦する大坂
Photo By 共同

 女子シングルス3回戦で世界ランキング18位の大坂なおみ(20=日清食品)は、元世界1位で現在10位のアンゲリク・ケルバー(30=ドイツ)に2―6、4―6で敗れ、昨年に続いて3回戦敗退となった。世界1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)も同48位の謝淑薇(シャシュクビ、32=台湾)に敗れた。6日の男子シングルス3回戦では、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(36=スイス)が芝コートでは68年のオープン化以降で歴代単独最多となる175勝目(25敗)を挙げた。

 ウィンブルドンのセンターコートという晴れ舞台で輝きを放てなかった。相手は手堅いプレーを武器にする左利きの元世界1位。「ラリーが長くなることを覚悟している」と備えていたはずが、相手の予想以上の粘り強さに先に音を上げた。第1セットは相手の凡ミスがわずか1本という完璧な出来で、いいところなく2度のブレークを許した。

 気落ちした第2セットも流れのままに第1ゲームをブレークされた。いじけたようにうつむいて芝を蹴るなど、逆境をはねのけるタフさもなかった。上位8シードのうち6人が2回戦までに敗退。この日は世界1位のハレプまで姿を消した。多くの選手に優勝のチャンスがある状況だったが、それを生かすことはできなかった。

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2018年7月8日のニュース