今平も婚約パワー2位 内助の功、菜々恵さんのサポート感謝

[ 2018年7月8日 05:30 ]

男子ゴルフツアースポニチ後援長嶋茂雄招待セガサミー・カップ第2日 ( 2018年7月7日    北海道 ザ・ノースカントリーGC(7178ヤード、パー72) )

3番、ティーショットを放ち上着を羽織る今平(撮影・白鳥 佳樹)
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 10位から出た今平周吾(25=レオパレスリゾート・グアム)が4バーディー、2ボギーの70で通算6アンダー、138とし、首位から2打差の2位に浮上した。先日、婚約を発表した元キャディーの若松菜々恵さん(22)のサポートを受け、3位に終わった昨年の雪辱を期す。69で回った金亨成(キムヒョンソン、38=韓国)が通算8アンダーで首位に浮上。丸山奨王(18=UCLA)は76と崩れ、通算3オーバーの84位で予選落ちした。

 時折、勢いが激しくなる雨に加え、気温も12度ほど。悪コンディションの中、今平は粘り強くスコアを伸ばした。3番でボギーを叩いたが、5番で4メートルのバーディーパットを沈めると、その後、2つスコアを伸ばした。「結構耐えられたかな。ボギーをなるべく打たず、チャンスが来たら取るというイメージでいった」と満足そうにうなずいた。

 初優勝した昨年5月の関西オープンでキャディーを務めた若松菜々恵さんと、5月に婚約を発表。「ちゃんと家庭を持つ方が気持ち的には楽になるかと。今まで以上に頑張りたい」と責任感の強さをのぞかせる。この大会は2015年が2位で、16年は3位。昨年は最終日に一時はトップに立ちながら3位だった。トップから2差で迎える最終日。「ロングでバーディーを取れれば楽になる。一打一打しっかり頑張ります」と気合を入れた。

 <杉山も2位浮上 突破の勢い>マンデー予選を勝ち上がったプロ3年目の杉山が4バーディー、1ボギーの69で回り2位に浮上した。悪条件下でもティーショットが安定。12番ではカラーから14メートルのバーディーパットを入れるなどパットも好調で「運良く流れに乗れました。調子はかなりいい」と笑顔を見せた。2日間連続のアンダーパーは初体験。勢いに乗る25歳は「実力以上のものが出せている。明日(8日)は勉強させてもらうつもりでいきます」と謙虚に話した。

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