NBAに衝撃走る 球宴先発のカズンズが左アキレス腱断裂 今季出場は絶望

[ 2018年1月27日 17:49 ]

ロケッツ戦でアキレス腱を断裂したペリカンズのカズンズ(AP)
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 今季のNBAオールスターゲーム(2月18日=ロサンゼルス)での先発が決まっていたペリカンズのセンター、ディマーカス・カズンズ(27歳)が26日、地元ニューオーリンズで行われたロケッツ戦の終了間際に左アキレ腱を断裂。今季は平均25・4得点(リーグ6位)、12・9リバウンド(同3位)、5・2アシスト、1・6ブロックショット(同6位)と素晴らしい成績を残してきたが、球宴を含め今季の出場は絶望となった。

 カズンズはロケッツ戦で15得点、13リバウンド、11アシストを記録。22日のブルズ戦に続いてトリプルダブルを達成していた。

 問題の場面は113―109と4点をリードして迎えた残り15秒でのフリースロー1本。カズンズはこれを外したが自らリバウンドに突っ込み、ここでロケッツのトレバー・アリーザ(32歳)と交錯。着地した際に左足を痛め、そのままコートにうずくまった。

 試合はペリカンズが115―113(前半66―53)で勝って4連勝を飾って27勝21敗。現時点で西地区全体6位につけているものの、プレーオフ進出を狙うにはここまで想定していなかった緊急補強が必要になってくるだろう。

 敗れたロケッツは34勝13敗。クリス・ポール(32歳)が38得点を挙げて奮闘したが、チームの連勝は4で止まった。

 不振に陥っていたキャバリアーズは地元クリーブランドでペイサーズを115―108(前半73―60)で退けて28勝19敗。1月は11戦でようやく4勝目を挙げた。

 球宴で主将を務めるレブロン・ジェームズ(33歳)は26得点、10リバウンド、11アシストで今季8回目(通算63回目)のトリプルダブルを達成。ただし自己ワーストで今季リーグ最多のターンオーバー11回も記録しており、ミスも目立つ試合となった。

 ペイサーズは26勝23敗。球宴初出場が決まっているビクター・オラディーポ(25歳)は25得点を稼いだが、チームは3連勝を逃した。

 <その他の結果>

76ers(24勝21敗)97―78*スパーズ(32勝19敗)

クリッパーズ(24勝24敗)109―100*グリズリーズ(17勝31敗)

ニックス(22勝28敗)107―85*サンズ(17勝32敗)

ジャズ(21勝28敗)97―93*ラプターズ(32勝15敗)

*バックス(25勝22敗)116―91ネッツ(18勝31敗)

トレイルブレイザーズ(27勝22敗)107―93*マーベリクス(16勝33敗)

*ホーネッツ(20勝27敗)121―110ホークス(14勝34敗)

レイカーズ(19勝29敗)108―103*ブルズ(18勝31敗)

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