渡部暁、逆転で今季2勝目「もうちょっと速く走れた」

[ 2018年1月27日 07:13 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は26日、オーストリアのゼーフェルトで3日間、3試合の総合成績で争う「トリプル」第1戦を兼ねて個人第10戦が行われ、平昌冬季五輪代表の渡部暁斗(北野建設)が昨年11月の第2戦以来の今季2勝目を挙げ、通算11勝とした。個人の表彰台は2戦連続で今季4度目。

 前半飛躍(ヒルサイズ=HS109メートル)で104・5メートルを飛んで2位につけ、首位と21秒差で出た後半距離(5キロ)で逆転した。五輪代表勢は渡部善斗(北野建設)が今季最高の5位に入り、山元豪(ダイチ)が19位、渡部剛弘(ガリウム)が38位、永井秀昭(岐阜日野自動車)が39位。加藤大平(サッポロノルディックク)は26位だった。

 ▼渡部暁斗の話 勝ってうれしい気持ちはあるが(後半距離は)10キロからがノルディック複合だと思っている。もうちょっと速く走れたんじゃないか。走りはあまりいいとは言えない。(共同)

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2018年1月27日のニュース