春日野部屋の傷害事件、協会による実態調査必要 林文科相会見

[ 2018年1月27日 05:30 ]

 林芳正文部科学相は閣議後の会見で、春日野部屋の傷害事件を日本相撲協会が公表していなかった問題を受け、協会による角界の暴力行為の実態調査が必要との認識を示した。また、林文科相は初場所千秋楽の28日に八角理事長(元横綱・北勝海)と両国国技館で面談するとスポーツ庁が明かした。幕内優勝力士への内閣総理大臣杯の代理授与が目的で訪れ、傷害事件などの不祥事に絡み、再発防止を要請する見通し。

 元横綱・日馬富士の傷害事件で相撲協会の危機管理委員会が昨年12月にまとめた報告書では、再発防止に向け「全ての力士等を対象としたアンケートの実施を検討すべきである」と提言している。林文科相は、これに基づき「文科省としても(調査が)適切に行われるよう、協会の対応を注視してまいりたい」と述べた。

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2018年1月27日のニュース