スマイルＪ逆転３発！格上独に連勝　米山同点弾＆決勝アシスト

アイスホッケー国際壮行試合 （ 2018年1月26日    東京・ＤｙＤｏアリーナ ）

＜日本・ドイツ＞第３ピリオド、勝ち越しゴールを決めた獅子内（左）は仲間と抱き合って喜ぶ
Photo By スポニチ

　平昌五輪に出場する世界ランク９位の女子日本代表「スマイルジャパン」は、同７位で五輪に出場しないドイツに３―１で勝利した。第１ピリオド（Ｐ）に先制を許したが、第２ＰにＦＷ米山知奈（２６＝道路建設ペリグリン）のゴールで追いつくと、第３ＰにＦＷ獅子内美帆（２５＝トヨタシグナス）、ＦＷ足立友里恵（３２＝西武）が得点を挙げて突き放した。２８、３０日には世界８位のチェコと対戦する。

　厳しい争いを制するためには、腹黒い選手だって必要だ。第２Ｐに同点ゴールを挙げた米山は、第３Ｐに獅子内の決勝点もアシスト。「獅子内がいいところでパスを欲しそうな顔をしていたのを横目で見ていた。お互い腹黒いところがあるから分かる」と言えば、「米山さんが絶対にパスしてくると思った。たぶん米山さんの方が腹黒いと思うけど」と獅子内は笑った。

　２４日の初戦はドイツに６―０で大勝。山中監督はドイツの監督から「初戦のビデオが欲しい」と言われ、研究してもらうためにあえて渡した。「対策を練ってきた中でどれだけできるか」と話した指揮官も手応え十分の連勝。２８、３０日にはチェコと対戦。壮行試合４連勝で平昌に乗り込む。