佐藤綾乃 スピードS3種目で平昌五輪代表「団体追い抜きでは金メダルを]

[ 2017年12月30日 20:22 ]

<スピードスケート平昌五輪日本代表選手選考競技会最終日>団体追い抜きのメンバーに選ばれた(左から)高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花
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 牡蠣で有名な北海道・厚岸から初の五輪戦士誕生だ。日本スケート連盟は30日、スピードスケートの平昌五輪代表、男女各8人を発表。父がカニ漁を仕事とする佐藤綾乃(21=高崎健康福祉大)は3000メートルと団体追い抜き、マススタートの3種目で選ばれ、「家族にこの気持ちを伝えたい」と感謝の言葉を口にした。

 港町で育った現役女子大学生は「貝類は凄い好きですけど、生魚は食べられません」と苦笑い。年末年始に帰郷する予定で厚岸町の町長のもとへあいさつに行く予定だ。「母から町長さんも凄い喜んでくれていると教えてもらったので、その期待に応えられるように頑張りたい」。

 4年前のソチ五輪は全く無関心だったが、ナショナルチームで行うトップ選手との練習で自覚が芽生えた。今季はW杯団体追い抜きで世界記録も更新。自信もつけており、「団体追い抜きでは金メダルを狙いたい」と抱負を語った。

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2017年12月30日のニュース