クリッパーズのグリフィンが15試合ぶりに戦列に復帰 サンダーの連勝は6でストップ

[ 2017年12月30日 16:19 ]

15試合ぶりに戦列に復帰したクリッパーズのグリフィン(AP)
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 NBAは29日に各地で9試合が行われ、左膝の内側側副じん帯を損傷していたクリッパーズの主力フォワード、ブレイク・グリフィン(28歳)が11月27日以来、15試合ぶりに戦列に復帰。ロサンゼルスで行われたレイカーズ戦に32分出場し、24得点、6リバウンド、6アシストをマークして年俸2951万ドル(約33億3000万円)を稼ぐ大物選手らしい活躍を見せた。

 試合はクリッパーズが121―106(前半62―48)で勝利を収めて15勝19敗。ここ5戦で4勝目を飾った。

 レイカーズは5連敗を喫して11勝23敗。ここ9戦では8敗目となり、西地区全体最下位のグリズリーズとのゲーム差は0・5となった。

 西地区全体首位のウォリアーズは地元オークランドでホーネッツに100―111(前半53―53)で敗れて28勝8敗。ケビン・デュラント(29歳)が27得点、クレイ・トンプソン(27歳)は24得点を記録したが、その他の選手の押し上げがなく12月に入って2敗目を喫した。

 ホーネッツは13勝22敗。センターのドワイト・ハワード(32歳)が今季自己最多の29得点を稼ぎ、チームはロードで今季3勝目(12敗)を挙げた。

 なお12月4日に右足首を捻挫したウォリアーズのステフィン・カリー(29歳)は、30日のグリズリーズ戦で復帰するものと見られている。

 バックスは敵地オクラホマシティーでサンダーに97―95(前半58―44)で競り勝って19勝15敗。同点で迎えた第4Qの残り1・3秒、この日23得点のヤニス・アデトクンボ(23歳)が右サイドからダンクを決め、これが決勝点となった。

 しかしこのプレーではアデトクンボの左足が明らかにベースラインを踏み越えており、サンダー側は猛抗議。しかし審判団は「笛が吹かれなかったプレーは対象外」としてビデオでチェックすることはしなかった。

 サンダーの連勝は6で止まって20勝16敗。ラッセル・ウエストブルック(29歳)は40得点、14リバウンド、9アシストをマークし、残り4・7秒には同点の3点シュートをたたき込んだが、最後は審判の“ノーコール”に泣く結果となった。

 <その他の結果>

ラプターズ(23勝10敗)111―98ホークス(9勝25敗)

ネッツ(13勝22敗)111―87ヒート(18勝17敗)

ブルズ(13勝22敗)119―107ペイサーズ(19勝17敗)

マーベリクス(12勝25敗)128―120ペリカンズ(18勝17敗)

ウィザーズ(20勝16敗)121―103ロケッツ(25勝9敗)

サンズ(14勝23敗)111―101キングス(12勝23敗)

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