【17年物故者追悼】山中毅氏 200&400自由形で世界新

[ 2017年12月30日 10:30 ]

山中毅氏
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 母が海女で出産直前まで海に潜っていたため「生まれる前から泳いでいる」という逸話を持つ。フジヤマのトビウオと呼ばれた古橋広之進(故人)に続く、日本競泳界のスターが山中氏だった。

 石川・輪島高時代に56年メルボルン五輪に出場し、オーストラリアのマレー・ローズ(故人)と死闘を演じ、400メートル、1500メートルの自由形2種目で銀メダルを獲得。早大進学後の59年には200メートル、400メートルの自由形で世界新記録を樹立している。60年ローマ、64年東京と五輪3大会連続出場も、悲願の金メダルには届かなかった。2月8日死去、享年78。

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2017年12月30日のニュース