小平、女子1500も五輪当確　自己ベストに「自分でも伸び盛り」

スピードスケート平昌五輪代表選考競技会第３日 （ 2017年12月29日    長野市・エムウエーブ ）

女子１５００メートル、力強い滑りを見せる小平奈緒
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　国内最高記録で１位になった５００、１０００メートルよりも、小平は明らかにうれしそうだった。高木美と同走した１５００メートルで１分５６秒６０の自己ベストをマークし、２位で平昌切符を確実に。「自分自身でも伸び盛りだなって思う。高木選手の背中を借りて、いい１５００ができた」。

　平昌五輪で小平が出場する３種目の日程は１５００、１０００、５００メートルの順。１５００メートルで五輪の雰囲気をつかみ、いいイメージで残り２種目につなげる考えだ。「５００で金メダルを獲るためには１０００で銅メダル以上が方程式とすれば、１５００でもそこそこ滑れないと戦えない。入賞圏内には行きたい」。女子のエースには、黄金の解がはっきりと見えている。