錦織、ローマ出場に前向き 右手首は「日に日に良化」

[ 2017年5月15日 21:00 ]

イタリア国際に向けて調整する錦織圭
Photo By 共同

 テニスのイタリア国際で男子シングルス第7シードの錦織圭(日清食品)が15日、ローマの大会会場で記者会見し、不安を抱える右手首について「まだ安心はできない」と慎重な姿勢をのぞかせながら「日に日に良くなっている。試合までには大丈夫だと思う」と出場に前向きな姿勢を示した。

 錦織は3月に右手首を痛め、前週のマドリード・オープンで約1カ月半ぶりに復帰した。だが痛みが再発して準々決勝を棄権し、状態が心配されている。

 この日の午前には約1時間半、炎天下で汗を流した。実戦形式の練習ではフォア、バックとも強打を打ち込み「(右手首は)特に気にしなくていい。威力のあるショットを打てるようになってきている」と手応えを口にした。「なるべく多く試合をこなして、自信をつけて(28日開幕の)全仏に臨みたい」と述べた。

 錦織は17日以降に行われる2回戦から登場する。

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2017年5月15日のニュース