フライング失格の桐生、攻めの姿勢貫く「ここでびびっていたら負け」

[ 2017年5月15日 05:30 ]

上海から羽田空港に帰国した桐生祥秀
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 陸上のダイヤモンドリーグ第2戦上海大会男子100メートルに出場した桐生祥秀(21=東洋大)、ケンブリッジ飛鳥(23=ナイキ)が中国から羽田空港に帰国した。

 まさかのフライングで、陸上人生初の失格となった桐生は「スタートの確認ができたのは収穫。もっとスタートを極めたい」と気持ちは既に前向き。反応時間が0秒100を切ると即失格となる規定があり、今回の桐生は0秒084。その差はわずか0秒016だっただけに「リアクションタイムがマイナスではなくプラスでしっかり音に反応できた。ここでびびっていたら逆に負けだと思う」と攻めの姿勢を崩さないことを誓った。

 次戦は25日からの関東学生対校選手権。持ち越しとなった日本人初の9秒台へ「風がなくても出る自信はある」と力強かった。

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2017年5月15日のニュース