大坂は1回戦敗退も前向き テニスのイタリア国際

[ 2017年5月15日 22:55 ]

 テニスのイタリア国際は15日、ローマで行われ、女子シングルス1回戦で世界ランキング49位の大坂なおみ(日清食品)は同32位のラウラ・シグムント(ドイツ)に2―6、4―6で敗れた。大坂は4月のポルシェ・グランプリで腹筋を断裂し、これが復帰戦だった。女子ダブルス1回戦の日比野菜緒(ルルルン)アリシア・ロソルスカ(ポーランド)組はマディソン・キーズ、ベサニー・マテックサンズ組(米国)と対戦し、6―4、4―6で迎えた10点先取のタイブレークを10―5で制し、2回戦に進んだ。

 4月のポルシェ・グランプリで腹筋を断裂した大坂はこの大会で実戦復帰したが、1回戦でストレート負け。それでも「特に試合中に不安はなかったし、強い痛みもなかったので良かった」と前向きだった。

 負傷の後は東京北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでリハビリと練習を積んできたという。「日本ではいい感じで練習ができた。今後2週間でもっと調子を上げて、全仏オープンに臨めれば」と28日開幕の大一番を見据えた。

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2017年5月15日のニュース