竹田氏、立候補見送り 8月のIOC役員改選 改めてチャンス探る

[ 2016年7月25日 22:50 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が、IOCが8月のリオデジャネイロ五輪前の総会で一部の副会長、理事を改選する選挙への立候補見送りを決めたことが25日、分かった。副会長選を照準に検討を進めてきたが今回は手を挙げず、改めてチャンスを探る。

 竹田会長は2012年にIOC委員に就任。20年東京五輪招致では招致委員会の理事長として中心的役割を果たした。14年からはIOCでスポンサー集めを担う重要ポストのマーケティング委員長を務めている。JOC内では自国開催の五輪が4年後に迫っていることから、竹田氏のIOC役員就任を望む声も出ている。(共同)

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2016年7月25日のニュース