20歳森田5位で初シード当確 3ボギー猛省も賞金ランクUP

[ 2016年7月25日 05:30 ]

15番、ティーショットを放つ森田遥

女子ゴルフツアー センチュリー21レディース最終日

(7月24日 静岡県伊豆の国市 伊豆大仁カントリークラブ=6553ヤード、パー72)
 日本ツアー本格参戦1年目の森田遥(20=フリー)が賞金シードをほぼ当確にした。5バーディー、3ボギーの70で回り通算5アンダーの5位。賞金ランク22位(約2100万円)に浮上し、初の賞金シード獲得が決定的となった。アン・ソンジュ(28=韓国)が67をマークし、通算9アンダーで日本ツアー通算21勝目を飾った。単独首位から出た木戸愛(26=ゼンリン)は70で通算8アンダーの2位に終わった。

 20歳になって迎えた初めての大会で森田がプロとしての第一関門をクリアした。「ボギーが多かった。16番は40センチのパーパットを外して自分でもびっくりした」と漏らしたが、3週連続のトップ10入りとなる5位。年間獲得賞金は2100万円を突破し、賞金シードの当確ランプをともした。

 「普通にやれば絶対、獲得できると思っていたけれど、これからは余裕を持ってプレーできる」

 強気な森田の目標はあくまでも優勝だ。そして昨季は米女子の下部ツアーでも腕を磨いただけに「アメリカには行きたい」と再挑戦も模索する。

 両親が中国人で、現在の国籍は中国。以前は成人になった時点での日本国籍の取得を示唆していたものの「今はシーズン中なので手続きもできない」と当面は保留。まずはプレーに没頭する。

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2016年7月25日のニュース