陸上選手ジョハナ・マイナさん死去 母国ケニアで…25歳の若さ

[ 2016年7月25日 14:25 ]

 富士通に所属したケニアの陸上選手ジョハナ・マイナさんが21日、母国で亡くなった。25歳の若さだった。25日、公式サイトで発表された。

 「陸上競技部所属のジョハナ・マイナ選手は、母国ケニアで休暇中に体調不良を訴え、病院に搬送されましたが、2016年7月21日(木)に急逝いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせいたします」と報告された。

 マイナさんは1990年12月24日生まれ。2012、14、15年と仙台国際ハーフマラソン優勝。今年の全日本実業団ハーフマラソンは2位だった。
 
 富士通陸上競技部の福嶋正監督は「競技者としては、これからという時期で、非常に残念でなりません。2012年に入社した時から、明るく人懐っこい性格で、チームのメンバーはもとより、誰からも好かれる選手でした。本人の努力もあり、近年は国際大会でも通用するほどの実力も付いてきており、ますますの活躍を期待しているところでした」と悔やんだ。

 「チームで競う駅伝では『トップになろう』といつもメンバーを鼓舞していました。悲しい現実ですが、これも受け止めなければいけない事実だと考えています。チーム一同、ジョハナの意志を引き継ぎ、目標に向かって努力していきたいと思います」と故人に誓った。

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2016年7月25日のニュース