ゴールボール女子　イスラエルに敗れ日本準Ｖ

＜日本・イスラエル＞前半、攻撃でボールを投げる小宮

　視覚障がい者が行うゴールボール女子のジャパンパラ大会は２４日、東京・足立区総合スポーツセンターで最終日の競技を行った。リオデジャネイロでパラリンピック連覇を狙う日本は、決勝でイスラエルと対戦。１次リーグでは連勝した相手に前半３連続失点する苦しい展開となり、２―３で苦杯を喫した。リオ大会の１次リーグ初戦で対戦する相手に敗れた日本は、大会前最後の国際大会は準優勝となった。

　リオ前最後の国際大会でイスラエルの強いバウンドボールに苦しみ３失点。課題が浮き彫りになった。それでも、浦田理恵主将は「悔しい結果だけど、リオに向けてこのままじゃ駄目、と課題をもらった」と前向き。エースとして活躍が期待される安達阿記子は「１次リーグと合わせた３戦でイスラエルの攻撃も変化してきた。本番前に戦い方が分かったのは大きい」と手応えも口にした。