セリーナ・ウィリアムズが2連覇 四大大会通算22勝目

[ 2016年7月9日 23:52 ]

女子シングルス決勝 第1セットを奪い、ガッツポーズで喜ぶセリーナ・ウィリアムズ

 テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権第13日は9日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第4シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に7―5、6―3で勝ち、2年連続7度目の優勝を果たした。

 34歳のS・ウィリアムズは四大大会22勝目で、プロ選手の出場を解禁した1968年のオープン化以降でシュテフィ・グラフ(ドイツ)の最多記録に並んだ。歴代ではマーガレット・コート(オーストラリア)の24勝に次ぐ2位。オープン化以降で自身が持つ最年長優勝記録を更新し、賞金200万ポンド(約2億6000万円)を獲得した。

 1月の全豪オープン決勝でS・ウィリアムズを破ったケルバーのウィンブルドン初優勝はならなかった。

 ▼セリーナ・ウィリアムズの話 素晴らしい気分。(勝てば)四大大会22勝目ということを意識しないわけにはいかなかった。頑張ってきたことが報われた。

 ▼アンゲリク・ケルバーの話 私が負けたのではなく、セリーナが勝った試合。彼女は素晴らしいテニスをした。自分の力は出し切った。残念な結果だが、(初戦敗退した)全仏を考えれば、ここまでできたことを誇りに思う。(共同)

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2016年7月9日のニュース