5時起き内村、好演技 体操リオ五輪代表が試技会

[ 2016年7月9日 18:55 ]

 リオデジャネイロ五輪の体操男子で3大会ぶりの団体総合金メダルを目指す日本代表が9日、国内最終合宿中の東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで試技会に臨み、エースの内村航平(コナミスポーツ)は鉄棒で15・900点をマークするなど6種目合計92・450点と抜群の安定感を発揮した。

 8月6日の予選と同様に、午前10時半にあん馬から開始。内村は5時に起床して備えたそうで、高難度の跳馬「リ・シャオペン」の成功に「朝から(着地で)立てて自信につながる」と話した。

 初代表の白井健三(日体大)は床運動で16・400点、跳馬で内村に並ぶ15・400点と存在感を示したが、鉄棒は離れ技で落下して課題を残した。コナミスポーツ勢では田中佑典も安定感があったが、加藤凌平は広背筋痛の影響で精彩を欠き、山室光史は跳馬の着地が大きく乱れた。

 チームは20日に日本を出発し、サンパウロでの直前合宿を経て26日にリオ入りする予定。

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2016年7月9日のニュース