室伏氏「スポーツ界に貢献したい」大地長官を表敬訪問&引退報告

[ 2016年7月9日 05:30 ]

スポーツ庁の鈴木長官を訪問した陸上男子ハンマー投げの室伏広治氏(右)

 アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストで東京五輪・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターを務める室伏広治氏(41=ミズノ)がスポーツ庁の鈴木大地長官を表敬訪問し、現役引退を報告した。

 室伏氏は「第一線を退くが、日本のスポーツ界に貢献できるように頑張りたい」と話すと、鈴木長官は「20年(東京五輪)まで現役を続ける、と宣言するかと思っていた」と笑いを誘った。さらに、鈴木長官は「アスリートにとっては引退後の方が長い。メダリストのメダルが輝きを増すのは、引退後の活動によって。これからもスポーツ界や後進のために尽力してほしい」とエールを送った。

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2016年7月9日のニュース