遠藤“ノー出稽古”で無理なく調整「場所中だいぶ無理した」

[ 2016年6月1日 05:30 ]

名古屋場所に向けて調整を行う遠藤

 大相撲の幕内・遠藤(25)が31日、名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)に向けて埼玉県草加市の追手風部屋で朝稽古を行った。

 西前頭15枚目の先場所は11勝を挙げたが痛めている右足首と左膝の状態は悪化。特に場所後半は階段をまともに上がれないほどの痛みを抱えた。千秋楽から9日が経過したこの日も四股などの基本に徹し「場所中にだいぶ無理していたので今無理しても仕方ない」と慎重に調整を進めることを明かした。今月下旬の名古屋場所宿舎入り後も出稽古は行わない方針だ。

 状態が悪くても先場所結果を残せたのは、体重を自己最重量の153キロまで増やして圧力負けしなかったから。食べる回数やカロリー計算も多少は意識しているが「お相撲さんだからそんなこと言ってられない。ここが頭打ちかもしれないけど、まだ増えるかもしれない」と、さらなる増量を目指すことを誓った。

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2016年6月1日のニュース