日本 イランに敗れ1勝3敗…7位変わらずリオ五輪厳しく

[ 2016年6月1日 21:35 ]

<日本・イラン>第2セット、得点を奪い喜ぶ石川(左から2人目)ら日本選手

バレーボール男子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選第3日 日本1―3イラン

(5月31日 東京体育館)
 バレーボール男子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選第4日は1日、東京体育館で行われ、2大会ぶりの五輪切符獲得を目指す世界ランキング14位の日本はアジア最上位の同8位イランと対戦し、20―25、25―19、22―25、25―27で敗れ1勝3敗となり、2大会ぶりの五輪出場は厳しい状態となった。

 第1セットをイランの高いブロックにてこずり落とした日本は、第2セットは接戦が続いたが、清水が妻で歌手の中島美嘉が会場で観戦する前で攻守に活躍を見せセットを奪い返した。第3セットも中盤までもつれる展開。13―19と大差を付けられた後、巻き返し2点差まで追い上げたが、最後は22―25で押し切られた。第4セットも終盤までもつれたが、25―25から連続得点を許し、万事休した。

 日本は1勝3敗の勝ち点3で7位と変わらず。2日の第5戦で1勝3敗のオーストラリアと対戦する。イランは3勝1敗の勝ち点8で、中国をかわしてアジア最上位の3位に浮上した。

 ほかの試合は、ポーランドが中国にフルセット勝ちし、4連勝。フランスはオーストラリアを3―1で退け、3勝目(1敗)を挙げた。カナダがベネズエラに3―0で快勝し、中国とともに2勝2敗となった。オーストラリアは1勝3敗。

 ▽男子バレーボールのリオデジャネイロ五輪への道 予選は8チームの総当たりで争う。日本は(1)アジア4チーム中トップ(2)その他7チームのうち上位3チーム、に入れば出場権を獲得できる。五輪出場国は12カ国で、既にブラジル、ロシア、イタリア、米国、アルゼンチン、キューバ、エジプトが出場を決めている。また、世界最終予選メキシコ大会(6月4~6日)でもう1チームが決まる。

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