ジョコ“3日がかり”の一戦制し28連続四大大会8強入り

[ 2016年6月1日 22:51 ]

ロベルト・バウティスタ(左)と健闘を称え合うジョコビッチ(AP)

 テニスの全仏オープン第11日は1日、パリのローランギャロスで行われ、雨のため途中で順延されていた男子シングルス4回戦では、世界ランキング1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が世界16位で第14シードのロベルト・バウティスタ(28= スペイン)とに3―6、6―4、6―1、7―5で逆転勝ちし、全仏オープン7年連続、四大大会では28大会連続の準々決勝に進出した。

 準々決勝では世界8位で第7シードのトマシュ・ベルディハ(30=チェコ)と対戦する。

 この試合は30日に予定されていたが、雨のため31日に順延、31日にも試合開始が1時間ほど遅れ、ジョコビッチが第1セットを3―6で落としたところで雨のため一時中断。さらに第3セットを4―1としたところで雨足が強くなり、2度目の中断に入り、1日に持ち越されていた。

 今日は最初のゲームをブレークすると6―1で奪った。第4セットは第6ゲームをブレークされたが、直後にブレークバックすると、相手サーブの第11ゲームも30―40から18本のラリーを制して一歩抜け出し、押し切った。

 ジョコビッチはこれまで全豪オープンで6度、ウィンブルドンで3度、全米オープンで2度の優勝を飾っているが、全仏オープンの優勝はまだないが、試合後「質の高いプレーができた。この大会を通じていい状態を保てている」と語り、今後過密日程となりそうだが史上8人目の生涯グランドスラムに自信を見せていた。

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2016年6月1日のニュース