2年ぶりの4大関初日安泰 2日目照ノ富士VS隠岐の海

[ 2015年9月14日 05:30 ]

照ノ富士(手前)は碧山を寄り切りで破る

大相撲秋場所初日

(9月13日 東京・両国国技館)
 4大関はいずれも危なげなく白星スタートを切った。大関2場所目の照ノ富士は碧山の当たりを右差しで止めて万全の寄り切り。「気持ちが乗れない部分がある。こんなの初めて。なぜか分からない」と初日独特の雰囲気に戸惑いつつも「全然緊張はなかった」と冷静だった。2日目に対戦する隠岐の海が白鵬を撃破した瞬間を勝ち残りの土俵下で見守り「あした大事やな。普通にやればいい」と2場所ぶり2度目の優勝へ気合を込めた。

 悲願の初優勝を狙う稀勢の里は嘉風を一気に前に出る電車道の相撲で寄り切り「立ち合いは悪くない」と手応え十分だ。豪栄道は大砂嵐に対して「めちゃくちゃな相撲しか取らへんから、よく見ていった」といったん離れた後に右差しから最後は渡し込み。琴奨菊も佐田の富士を寄り切りで圧倒し、13年秋場所(稀勢の里、鶴竜、琴奨菊、琴欧洲)以来の初日4大関安泰となった。

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2015年9月14日のニュース