沙保里、伊調らリオへ意気込み新た 世界選手権から帰国

[ 2015年9月14日 19:50 ]

リオ五輪出場枠を獲得して帰国し、メダルで五輪マークを作る(左上から時計回りに)伊調馨、吉田沙保里、登坂絵莉、土性沙羅、川井梨紗子

 リオデジャネイロ五輪出場枠を懸けたレスリングの世界選手権女子53キロ級で13連覇を達成し、五輪出場を確実にした吉田沙保里(ALSOK)ら女子5選手が14日、米国から帰国した成田空港で記者会見し、吉田は「リオでの五輪4連覇を目指し、手さばきや崩しを見直したい」と意気込みを新たにした。

 58キロ級で10度目の金メダルを手にした伊調馨(ALSOK)も「また練習を頑張りたい」と既に気持ちは切り替わった様子。48キロ級で3連覇の登坂絵莉(至学館大)は「決勝は勝ったけれど体力で差を感じた。動き続けるスタミナをつけ、次はもっと点差をつけて勝ちたい」と初の五輪への課題を口にした。

 会見には63キロ級銀メダルの川井梨紗子、69キロ級銅メダルの土性沙羅(ともに至学館大)も出席。栄和人強化本部長は「五輪に内定した5人は、本番に向けてなお一層努力してくれると思う」と期待を寄せた。

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2015年9月14日のニュース