準Vフェデラーの目に涙「意味のあるチャレンジだった」

[ 2015年9月14日 12:10 ]

 テニスの四大大会今季最終戦、全米オープンの男子シングルス決勝は13日(日本時間14日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(28、セルビア)が同2位で第2シードのロジャー・フェデラー(34、スイス)を6―4、5―7、6―4、6―4で下し、2011年以来4年ぶり2度目の優勝を果たした。グランドスラムは通算10回目の制覇で、ビル・チルデン(米国)に並ぶ歴代7位となった。

 通算18個目の四大大会のタイトルに届かなかったフェデラーの目には涙があった。「素晴らしい2週間だった。意味のあるチャレンジだったし、素晴らしい試合だった」と自分を納得させるように話した。

 観客の声援を味方につけ第2セットを奪い返した。しかし、第3セット以降もショットのミスが減らず、ブレークポイントを何度も握りながら生かせなかった。

 リターンダッシュなど攻撃的なスタイルを披露した。テニスを極めた34歳の元王者にとっては、新たな可能性を示した大会だった。(共同)

続きを表示

2015年9月14日のニュース