秋場所15日間札止め確実 東京開催19年ぶり、理事長も予想せず 

[ 2015年9月14日 20:43 ]

 大相撲秋場所2日目は14日、初日に続いて入場券が完売する「満員札止め」をマークした。同日に今場所の前売り券も完売して当日券を残すのみとなり、東京開催場所では横綱貴乃花が全勝優勝した1996年秋場所以来19年ぶりの15日間札止めが確実になった。

 ことしに入り4場所連続で15日間大入りとなるなど、大相撲人気の回復は顕著。14日は集客の難しい前半戦の平日ながら、取組開始10分前の午前8時半に札止めとなった。

 懸賞総本数は2100本前後で最多となる見通し。異常な人気ぶりに日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は「ここまでとは予想できなかった。力士が持っている力を出し切って期待に応えられるかが課題。感謝の気持ちを見せないといけない」と話した。

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2015年9月14日のニュース